プログラムの説明

Hello Worldのスクリプトを作りましたが、それをそのままサーバーにアップしても、ＣＧＩは動きません。
書いたものがそのまま表示されるだけです。
ここではその際に必要な設定を書きます。
その前に、スクリプトは、どんな簡単なものでも、ちょっとした記述の間違いで、正確には動きません。
時には致命的な永久ループ等に落ちいったりして、サーバーをダウンさせてしまう危険もあります。
だからまずは、サーバーにアップする前に、自分のＰＣ上でテストする事をお願いお勧めします。
方法は、「cgi windows 動かす」程度の検索で、どこかに方法が記述してありますので、探してみてください。
テストして正確に動く事を確認したら、いよいよサーバーにアップします。
サーバーにアップするには、ＦＴＰソフトが必要です。
サーバーによっては、ファイルをアップできる機能を持っていますので、それでアップしてもかまいません。
私は、ＦＦＦＴＰという、フリーソフトを使わせていただいています。
検索すれば、どこかにアップしてあると思うので、ダウンロードしても良いでしょうし、ホームページを持っていらっしゃるなら、おそらくアップの方法は分かっていると思います。
アップは、ＨＴＭＬやＣＧＩファイルはアスキー転送、画像などはバイナリィ転送します。
アップが完了すると、ＣＧＩファイルの属性を設定します。
そのファイルが、読み込み可能か？書き込み可能か？実行可能か？を設定するものです。
それを設定しない初期の状態だと、だいたいが読み込み可能だけど、他は不可能に設定されています。
ＨＴＭＬは、読み込みさえできれば、他は必要ありませんから。
読み込みは「４」、書き込みは「２」実行は「１」を足す事で設定できます。
二進数で、１と０で区別するわけです。
プログラムでよく使われるのですが、１は真、０は偽として使われます。
たとえば全て可能な設定の場合は、全て真となり、二進数で１１１となります。
十進数で言うと、７です。これは、先に書いた４，２，１を足した数字です。
初期状態だと、読み込みだけ可能な状態、すなわち二進数で１００は、十進数で４となります。
ＣＧＩファイルは、読み込みはもちろん、実行も可能にしなければなりません。
そこで、１０１という事になり、５となります。
しかしパーミッションは、十進数で３ケタ存在します。
たとえば７５５のような数字です。
これは、左から、オーナー、グループ、一般となります。
たとえばＣＧＩを編集する可能性のあるオーナー（自分）が書き換えが不可能では困るが、他に書きかえられては困ります。
そこで、個別に設定する事が可能になっています。
基本的には、オーナーと一般だけ設定してあれば問題ありませんが、サーバーによっては、グループ設定も必要です。
たとえばＣＧＩの場合、７０５で設定すると、自分は何でも可能だけど、普通の人がアクセスする場合は、書き変えはできないという事になります。
グループも設定が必要な場合は、グループも一般と同じで７５５で設定する事になります。
普通はこのどちらかに設定すれば、ＣＧＩは動く事になりますので、どちらかで設定してください。
これでようやく、アクセスすれば、ＣＧＩが動く状況になりました。